前門のタイガー、バックゲートの狼

中学受験を意識し始めた小2娘の父親です

祖母がオセロで本気を出す件

こんばんわ。パーパパです。

 

私の実家は車で1時間もかからないところにあるので、

大体1ヶ月に1度は子供の顔を見せに行っております。

緊急事態宣言下で行けておらず、久々の訪問でしたので大変喜んでもらいました。

 

祖父母のところに行ってやることは、おもてなしのご飯をいただくことくらいで

あとは子供たちが勝手に遊ぶのですが、私の母と娘のパナコはオセロをよくやります。

オセロでも将棋でも勝ち負けを競いあうゲームで、

子供相手に大人が気を遣ってわざと負けるのはダメ、、、なのですが、

母は常に本気でオセロをします。笑

 

母の頭の体操にもなるのでよいのですが、

少し手心を加えてあげて・・・、、と思うところもあります。

ただ、最初の頃は負けて泣いていたパナコも(負け慣れたのか)泣かずに礼をできるようになり、その点は成長を嬉しく思っています。

 

私もオセロはそんなに強くないですし、

父も弱いので私の母は長年我が家のチャンピオンだったのですが、

そこに妻というライバルが現れました。

妻と母が直接オセロをするわけではないのですが、

(嫁姑で戦うと色々面倒くさそうですし。)

妻がパナコにアドバイスすることで戦いが実現しています。

 

正直、、、本当に面倒くさいのでやめて欲しいです。笑

 

大人気ない母が悪いのですが、

妻的には無惨に負けるパナコを助けてあげたいという親心であり、

今日もパナコが劣勢のところから巻き返して数個差で勝ちました。

 多分妻は本当に強いのでしょう。

 

「強いわねー」と称えつつ、本気で悔しがる母。

そこにプライドを垣間見ましたが、

空気が微妙になるんですよね。。

オセロガチ勢怖い・・・

 

パナコも自分の力で勝ったわけではないし、微妙に空気を読むので

あまり勝利を喜べていないし、

本当に娘を間に入れて戦うのはやめて欲しいなー、、、と思う私です。

 

いや、直接やるともっとピリついた空気になるのでこれで良いのでしょうか。

ゲームというのは本気でやらないと楽しくないのですが、

本気でやると悔しいものなのでね。

 

将来的に弟のピースケに母がアドバイスして、

嫁と姑の代理戦争みたいになると厄介なのでそれだけは阻止しようと思っています。笑

ベイブレード でお勉強?

こんばんわ。パーパパです。

 

下の息子のピースケは最近ベイブレードにハマっています。

正式名はベイブレード バーストといって、現代版ベーゴマ(コマ回し)です。

昨年の誕生日プレゼントとして買ったのでもうすぐベイブレード歴1年になります。

 

私は全然知らなかったので、とりあえずお店にあったから買ってみたー、

という感じなんですが、

色々なパーツを組み合わせてカスタマイズするのが楽しいです。

 

正直、息子よりも私がハマっちゃったのと、

昨年は人気だからか、はたまたコロナの関係かであまりお店で売っていなかったので、

とりあえず見たら買う・・・っていうのが続いていました。

そんなこんなでベイ(コマ)が増えてきて、結構一緒に遊んでいます。

最近では最初は興味のなかった姉のパナコもハマってきて自分のベイが欲しい、

とねだってくるような状態です。

 

別に誰の、、、というわけではないのですが、パーツの奪い合いで喧嘩になったり、

やっぱり勝った負けたなので喧嘩したり、

宿題もしないでベイブレード 眺めてたり・・・

するので、妻はちょっと気に食わないところがあるみたいです。笑

 

ということで妻から私に課題が与えられました。

ベイブレード で何か勉強的なことを教えろ。」と。

 

遊びは遊びやろ、、またしょうもないことを・・・、と思うものの、

そんなことは言えないので従う私。

 

ベイブレード はパーツを組み合わせたコマで、ぶつかり合うと分解(バースト)するというのが楽しいところなので、

まずこの仕組みを教えてようと思いました。

 

が、この仕組み、めちゃくちゃ難しいです。。

正直なところ私も良くわかりません。

 

米が上段(レイヤー)、中段(ディスク)、下段(ドライバー)の3つのパーツを組み合わせて回すのですが、

三位一体で回っているベイ同士でぶつかることで、

上段のパーツ(レイヤー)が回転と逆方向に回り、中段のパーツ(ディスク)と

回転速度の差が一定以上生じると分解(バースト)する・・・のですが、

こんなこと幼稚園児に言ってもわかるわけがありません。

 

ならば実演、ということですが・・・

 

理屈じゃない!! by 乾貞治

 

いや、、理屈は上に書いた通りなのでしょうが、

実際にはベイの構造によるひっかりであったり、

パーツを固定するロックの固さなど要因が多すぎて実演無理です。

 

ってことで、諦めて各パーツの重さを調べる自由研究をしました。

奥様、これでよろしいでしょうか?

答えはNoでした。笑

 

 

ベスとパナコと溶連菌

こんばんわ。パーパパです。

 

昨日、上の娘のパナコが発熱しました。

時期的に熱が出るとコロナウイルスの疑いがあって怖いのですが、

診察の結果は溶連菌でした。

 

溶連菌は免疫ができないので何度もかかる病気なのですが、パナコは本当によくかかっています。

3年連続で年に2〜3回かかっている気がします。

と、まぁ慣れている病気であり、コロナではなくてひと安心、、でしたが、

溶連菌も相当しんどい病気。

夜、お腹が相当痛かったようで、あまり寝れなかったようです。

娘も妻も、私も。。

元気な弟のピースケだけが一人寝てました。

 

ということで、、とっても眠たい本日。

テレワークなのでこっそり寝ようと思っていたのに、そんな日に限って仕事が忙しい、サラリーマンあるあるでした。

 

パナコも学校を休んでいたのでゆっくり寝なさいと言っているのですが、

なかなか寝ないパナコ。

本当に寝ない。

謎です。

寝かしつけた妻が限界を迎えて、横で一人寝ていました。

 

寝かしつけるわけにはいかないので、本を何冊か渡したのですが、

その中に先日読んだ「若草物語」がありました。

本の最初の方に「四姉妹の誰に似ている?」というコーナーがあり、

「恥ずかしがり屋でピアノが大好きだから、パナコはベスかなー。」

って先日話をしていたところだったのですが、

作中でベスは猩紅熱という病気にかかります。

 

猩紅熱がどういう病気かわかっていなかったので簡単に調べたところ、

猩紅熱は溶連菌が全身に感染してさらに酷くなった病気とのこと。

 

いやいや、、そんなところまで似なくても。。

 

ちなみに、作中で猩紅熱にかかったことのあるメグとジョーは看病して、

猩紅熱にかかったことのないエイミーは伯母さんのところに預けられ・・・

ってありました。

 

あれ?

溶連菌って免疫ができないんじゃないの?

と、疑問に持ちましたが、溶連菌と違って、猩紅熱は免疫を獲得できるらしく、

一度罹ったら、同じ病気にはかからないそうです。

 

じゃあなぜ溶連菌は免疫ができないのか。。。

医学は奥が深い、、、

全く詳しくないので混乱しています。

調べたかったけど、今日は眠いので、、限界です。zzz

本の読み聞かせは短いものがいい。

こんばんわ。パーパパです。

 

今日は夏至でした。

1年で1番太陽が高く、昼の時間が1番長い日です。

こういったトリビアは毎日読んでいる「考える力を育てるお話366」に載ってるかなーと思って、夜開きましたが、載っていませんでした。

 

導入が少し無理やりでしたが、毎日読み聞かせをするために↓を読んでいます。

1日1ページのお話が1年分366日ついている、という本です。

この本は我が家がたどり着いた境地です(おおげさ)

 

1日のリズム作りのために寝る前に本を読み聞かせをしているのですが、

小さい頃は絵本で十分だった子供たちも、大きくなってくると絵本じ物足りなくなってきます。

ゾロリ始めちょっとボリュームのある本を読むことになっていましたが、毎日やるとなると結構しんどいのが正直なところです。

少し前に、寝かしつけの絵本で「おやすみ、ロジャー」が話題になっていましたが、

ロジャーもびっくりなくらい簡単に寝ます、私が。

(ちなみに私はロジャーを最後まで読めたことがないです。絶対寝てします)

子供は起きておりますので、「読んで、読んで」の大合唱で妻がかえって面倒な目にあいます。

そして私もその後に大変な目に遭います。。。

 

そんな状況なので、争いの火種になる読み聞かせはやめようかと思っていた時に妻が探してきたのがこの本でした。

何がよいかというと、1ページという分量がまず第1なのですが、短い中にもちゃんとストーリーがあり、面白いことと、色々なことの興味を引き出すところが素晴らしいと思っています。

内容としては、身の回りの不思議(蚊に刺されると痒くなるのはなぜ?等)や

有名な物語や、偉人の伝記など、大人だったら聞いたことあるなーという話を抑えてくれています。

これをきっかけに本を買ったり、詳しく調べたりもするので、

なかなか良い買い物だったと思います。

 

私と子供のお気に入りは落語の「寿限無」です。

寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポパイポシューリンガンシューリンガングーリンダイグーリンダイポンポコピーポンポコナーの長久命の長助くんが活躍するお話です。

しばらくYoutubeの落語チャンネルで大爆笑させてもらいましたが、

子供は興味を持ったらこんな長い呪文のようなものもすぐ覚えてしまうので驚きです。

 

この本のおかげで「これってどういうこと?」とか色々疑問に思って質問することが増えてきた気がします。

寿限無のようにツボにハマることもありますしね。

そんな楽しく読んでるので、これを寝る前に読んだら・・・寝ません!

色々聞いてきます。

ええ、寝ませんとも。

寝かしつけには・・・残念ながらだめです。笑

逆上がり習得への道

パーパパです。

 

娘のパナコは現在小学2年生。

1年生の冬ぐらいから逆上がりの特訓をしていたのですが、最近ようやくできるようになりました。

本当に長かったです。

 

【逆上がりを特訓しようとしたきっかけ】

パナコは少し運動が苦手。

走る姿を見ていると、運動神経は悪くないのかな?と思っていましたが、

小学校では短距離走のタイムは後ろの方、マラソン大会に至ってはブービー・・・

幼稚園時代は競争がなくて気づいてませんでしたが、小学校に入って色々と気付かされました。

実は幼稚園の頃から逆上がりを教えようとしていたのですが、本人のやる気もないし、別にいいかな・・・とあまり熱を入れてしていませんでした。

別に逆上がりができようが、できなかろうが、将来にはほとんど影響しないのですが、

やっぱり苦手なことがあると、どんどんと嫌いになっていき、

どんどんと苦手になっていく負のスパイラルに陥ってしまうので、

解消できるなら解消してあげたいと思い一念発起しました。

(最初に体育が苦手と思うきっかけになるのが逆上がりかなぁ、と思っています。)

 

【特訓方法】

とはいえ、どうやって教えていいものかわからず、とりあえず片っ端からYoutubeを見て教え方を私が学んでいきました。

その中で効果があったものはこの2つです。

 

ダイソーの「荷締めベルト」で回転できるイメージづくり

逆上がりができるようになるのは、運動神経というよりもコツ・・・というか勢いですので、まずは「こうやったら回れる」ということに慣れさせるのがいいそうな。

「腰にタオルを巻いて、手に持って回ったらいい」との意見も見ましたが、鉄棒が太くなるので手が小さいパナコにはやりにくかったようです。

世の中には「鉄棒補助ベルト」なる養成ギブス的なものもありますが(本当になんでもありますね。)1,500円と少しお高いので、

ダイソーに売っている「荷締めベルト」で腰と鉄棒をぐるぐる巻いて、お腹と鉄棒が離れないようにしてみると回ることができました!

ダイソーの店員さんに「逆上がりができるベルトはどこにありますか?」と聞いて

「そのような商品はおいてございませんが・・・」と困惑させてしまった甲斐がありました。

ベルトの巻きつけを段々と弱くしていくことで特訓できました。

 

Youtubeは池谷幸雄さんのが役に立った。斜め懸垂を特訓!

逆上がりに関するYouTubeは本当に多いです。

色々見ましたが、よかったのは池谷幸雄さんの動画 ↓ です。

【逆上がり完全版】成功と失敗のポイント徹底分析!逆上がりに必要なトレーニング+◯◯を使う裏技【池谷幸雄】 - YouTube

 

ダイソーのベルト補助があれば回れるようになったパナコですが、

補助なしでは全然回れませんでした。

逆上がりに重要と言われるキックはいい感じにできるようになったのに・・・

それを解決してくれたのがこの動画です!

 

パナコが逆上がりをできないのは「単純に力が全然なかった」からでした。

力が弱く、かつ、体がぽっちゃり目なんで全く自分を支えられていない、と。

ということでそれからは斜め懸垂を毎日10回するようにトレーニング。

 

斜め懸垂を1週間ほどするとなんと、できるようになりました!

早い。

この半年はなんだったんだ・・・と思いましたが、感謝です。

 

ただ、力がないので、1日に3回くらい回ると疲れて失敗します。

初期の霊丸並みです。

そしてしばらくやっていないとまたできなくなるという状態・・・笑。

継続は力なりです。

幼稚園児の息子の読書事情

こんばんわ。パーパパです。

コロナウイルスに伴う緊急事態宣言は明日解除され、まん延防止になりますが、昨年から解除された後も、あまり外に出る気が出ず、家で過ごすことが多くなった我が家では本を読むことが多くなっております。

下の息子のピースケは幼稚園に通っている5歳児ですが、この影響で結構本を読んでいます。

上の娘と違って字をちゃんと教えた記憶がないので、本当に読めているのか怪しいですが、私の座椅子を奪って、じっと本や図鑑を見ています。

男の子は女の子よりも”ハマる”ことが多く、じーっと、集中しているように思います。

たまに本ではなくてベイブレードの箱を30分くらい、じーっと読んでいることもありますが。。

 

そんなピースケは、昨年絵本から「かいけつゾロリ」で本のデビューとなりました。

ゾロリは、私の子供の頃からあったと思うのですがあまり読んだことはなく、そういえばこんなキャラいたなー、でも敵役じゃなかったっけ?

と言った記憶くらい。

その記憶はあっていまして、元々ゾロリは「ほうれんそうマン」に出ていた悪役のスピンオフらしく、さらに「ほうれんそうマン」はゾロリの作者・原ゆたか先生は絵の担当で、作者は別の先生だったそうな。

↓これです。

私も子供と一緒にゾロリを読んで・・・正確には読まされているのですが、大人が読んでも微笑ましくて面白いと思える作品です。

「これでいいんだよ」的な安定のオチに安心感があります。

内容のちょうど漫画と本の間くらいで読みやすいですしね。

 

そんなゾロリは今現在68巻まで発行。

ほぼ半年に1巻だされているということで、すごい作品です。

特にすごいと思うのは、家族全員好きなところと、

  • 息子が好きなのが21巻の「かいけつゾロリのきょうふのカーレース」(1997年発売)
  • 娘が好きなのが36巻の「かいけつゾロリ たべられる‼︎」(2004年発売)
  • 妻が好きなのが8巻の「かいけつゾロリのきょうふのゆうえんち」(1991年発売)
  • 私が好きなのが66巻の「かいけつゾロリ スターたんじょう」(2019年発売)

 と、発売年がバラけているところです。

妻が好きというのは正直予想外でしたが、図書館で借りて面白かったので本屋に買いに行くー、というくらい気に入っているようです。

 

そんなゾロリ、、とても良いのですが、文字量が多いというのが難点です。

全然難点ではないのですが、読み聞かせる上では重要です。

うちの子たちは最初に親が読んであげないと自分では読まないー、という性質があります。一度読み聞かせると内容がわかるので読み易くなるのか、同じシリーズとはいえ億劫になるのかは謎ですが、とりあえず読んであげないといけないので・・・

ゾロリは漫画と本の中間、、と申しましたが、吹き出しにも小さな字で埋め尽くされており、絵本とは読み上げるのにかかる時間が全然違います。(そもそも1巻で100ページくらいありますし。上下巻は本当に睡魔との戦いになります。)

 

そんなピースケ、最近は「ほねほねザウルス」にハマっています↓

 

「ほねほねザウルス」は元々恐竜をモチーフとした玩具菓子だったようで、それが読み物になったとのこと。

ピースケは恐竜が好きなので、とっつきがよかったのですが、

ゾロリよりも、より漫画に近く、物語だけでなく迷路やクイズなどの子供が喜ぶ仕掛けがあるそうで、それが幼稚園児の好みなのだそう。

 

先ほどから「そうで」「そう」、と言っているのは私は読んだことはないからです。

妻も読んだことがないとのこと。

ピースケが一人で読んでいました。(しかもいつのまにか4巻家にあるという。)

 

親の怠慢は恥ずかしいものの、息子の成長が喜ばしい今日この頃でした。

学習漫画「二宮金次郎」は経済書だった

こんばんわ。パーパパです。

ブログを3日サボってしまいました。

ブログって1日休むと「まぁいいか。」となってしまいますね。

人間の本質は怠惰。

小さなことでも毎日意識して頑張っていかないといけない、積小為大です。

積小為大 ー 小さなことが集まって、初めて大きなことができるということで、そのためには、どんな小さな努力も軽く見てはいけないということわざです。

今日は積小為大ってことで二宮金次郎さんのお話です。

 

・・・?

すいません、さっき知った言葉なのでつい使いたくなってしまいました。

積小為大なんて言葉知りません。

積小為大=二宮金次郎ってことはもっと知りません。

というか、「せきしょういだい」で変換しても「石商医大」と商業なのか医学を学べるのかわからない大学名が出てくる始末です。

先ほど二宮金次郎の漫画を読んだのでつい書いてみたくなりました。

 

娘のパナコは本が好きなので、たまに本を買うのですが、最近は我々夫婦が勝ってくる本は好みではないらしく、なかなかヒットしない日が続いていました。

そんな中、妻の母から「シュバイツァー」と「二宮金次郎」の伝記がおすすめだとアドバイスをいただきました。

 

渋い・・・

 

私と妻からは出ない発想でした。

ということで、早速本を購入しました。 ↓

 

 

ちなみに義母曰く、歴史の勉強が始まる前に、とっつきやすい漫画で時代背景をなんとなく知ることが重要なので、本よりも漫画が良いらしいです。

早速ページをめくると、「天明の大ききん」により数十万人の飢え死にするところからスタート。(そしてゾンビみたいな絵がやたらリアル。。)

 

あの、、、お母さん、全然とっつきやすくないんですけど。笑

 

簡単に二宮金次郎さんが何を為された人かを紹介しますと、

江戸時代中期の人で、農民の出ながら藩主や幕府に取り立てられて役人として、その卓越した指導力で農業を教え、数多くの村を救った偉人です。

薪(本当は”柴”らしいです)を担いで勉強している銅像のイメージしかなかったですが、誠実さと実力とカリスマを持っていて、今の政府にいていただきたい人物です。

 

偉人あるあるですがかなり壮絶な人生で、

①子供の頃に不運で家が貧乏のどん底に落ちる

→②親が死ぬ。兄弟と離れ離れ

→③努力して家の再興を果たす

→④新たなスケールアップした難題が課される

→⑤見事応えて成功。

→④と⑤の繰り返し。でも偉ぶらない素晴らしい人

と、朝の連続テレビ小説のようなサクセスストーリーです。(むしろ朝ドラが伝記を参考にしている)

 

ただ、人間関係が結構リアルで、

  • 金があれば群がり、貧乏になれば去る庶民。
  • 仕事のしすぎていつの間にかいなくなる妻。
  • 農民に賭け事を進めて食い物にするならず者。そこから賄賂をもらう役人。
  • 出世だけを気にして指示がころころ変わる上司

などなど。

あれ?現代の会社員と一緒ですか?笑

 

また、私にとっても役に立つことが書いてあり、

  • 人にただ節約させるだけでは隠れて誤魔化したり嫌がったりしてついてこない。その人にメリットがあるように工夫して指示することで本気で取り組み、組織としてもプラスになる。
  • 自分が己が偉くなるための仕事では誰もついてこない
  • 小を積んで大を為す。焦ってはならぬ

などなど。

 

経済書にありそうだなー、「二宮金次郎から学ぶ経営術」とか。

と思って検索したら、ありました。笑。さすが。

 

そんなこんなで私も熟読させていただいた「二宮金次郎」。

読みやすくっておすすめです。

この学習漫画独特の絵がどうかと思っていましたが、パナコもお気に入りのよう。

兄弟を取り戻すために血走った目で覚悟する金次郎がかっこいいらしいです。

こういうリアルすぎて怖い描写もあるのですが、これをデフォルメされるとリアル感がなくなるので、これがベストな絵なのかもしれません。

 

後日、いたく気に入ったパナコが学校の図書室で別の二宮金次郎の本を借りてきました。今度は漫画じゃなくて本の方。

 

 

おお・・・さらに渋い。。。